筋肉と傷跡はロマンの象徴【お絵かき練習帳】

タイトルの何言ってるんだこいつ感がすさまじいことになっていますが、見出し画像で引かれないためにはこうするしかなかった。


今日は筋肉と傷跡を立体的に描く練習です。

私が人体を描く上で難しいなと感じるのが筋肉です。

資料を漁っているうちに、人の筋肉ひとつとってもそれぞれ付き方が異なるのでどれを参考にすればいいのかだんだんわからなくなってくるんですよね。

特に腹筋あたりは本当にいろいろなタイプがある。
おそらくこれが正解なんてものはない。

ためしに腹筋とかシックスパックの写真を探して、眺めてみてください。
一人一人、筋肉のつき方が違うので面白いですよ。


傷跡の話はイラストを交えてお話します。

画像1

これは下絵の段階のイラスト。
モノクロの時点では傷跡よりも血管を描こうと思っていました。

画像2

いきなり完成に飛びますが、色を塗っている時に急に血管の部分を傷跡に変えたくなったので変えました。

彼は剣士とかグラディエーターみたいな設定を考えつつ描いていました。

筋肉に傷跡がついているとなんだか物語性を感じてしまうんですよね。
細かい傷がたくさんだと歴戦の戦士っぽさが出るし、大きな傷が一つか二つだと私の好きな宿命的要素満載の戦闘でもあったのかと想像せざるを得ない。

画像3

これは見出し画像の元絵です。完成形はいちおう二枚目の画像なのですが、こちらは色調補正で少しだけ暗くしてみたものです。見比べて雰囲気がどのように変わるか確認したかった。

こちらはより漢らしさが出ますね。若干暑苦しいかも?

今日はいきなり腹筋をバーンとアピールする見出し画像から始まってしまいましたが、もし驚かせてしまったらすいません(今更)。

人体を美しく描けるようになりたいので、筋肉を描く練習はまだまだ続くのです。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。