写真の模写から学んだこと【10枚】

気がついたら夢中になって描いてしまうものやテーマってありますか。

私はどうも写真を模写するのが好きみたいです。
カンタンにスケッチして終わりにしよう、と思ったらいつのまにか描きこみが進んでいることがしばしばあります。

2018年は、これまであまりフルカラーでばっちり模写したことがなかったなあと考えて、それならとがっつり時間をかけて見本の写真にどれだけ近づけるか試すようなことをしていました。

模写から学べるものはいっぱいありますね。
やってみると、自分が普段見えている色が錯覚だらけということがよくわかります。

いちおう、最初に自分でカラーパレットから色を選びますが、答え合わせとして写真をスポイトツールで選択して確認します。
明るい色かと思ったら実はすごく暗かったりするので驚きますね。
このへんは模写をやっていて飽きないところだと思います。

あと、立体感の出し方についても勉強になります。
「なにを模写するか」によりますが、絵を描くときのコツを総合的に学びたいときに模写は便利です。



今回は2018年に描いた写真模写シリーズです。
「メディバンペイントで描きました」と記載されていないものは全てPhotoshopCCで描きました。

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人体デッサンの資料を探しているとおそらく高確率でこの写真が見つかると思います。実際の出元がどこなのかは不明です。国内外問わず、絵描きの方はこの写真を資料に描いている人けっこういるみたいです。
メディバンペイントで描きました。

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参考にしたのはモデルさんの広告写真だったはず。元の写真とは若干異なります。メディバンペイントで全て描きました。

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BJD(ball joint doll/球体関節人形)の写真模写ですが、やっぱり少しだけ色味とかが異なります。これはスケッチの類かも。

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これもBJDの写真を見ながら描きました。模写としてはじめて限界まで描き切ったものだと思います。鼻と髪の毛に苦戦しました。

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これもBJDの写真模写です。SWITCHという韓国のBJD専門店のdollなのですが、ここの子たちはずっと見とれてしまうくらい美しいです。

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彼もSWITCHのdollです。これは4~5時間くらいでサクッと描きました。

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またまたSWITCHのdollです。この子は難しかったので挫折しました。服のシワとかは課題ですね。

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SWITCHのBJD模写ラスト。かなり中途半端になってしまったけど目元と髪の毛はまあまあうまくいったからヨシ。

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別のブランドのBJDです。髪の色とかが微妙に違いますが、顔つきと服装は一緒です。目元のアイシャドウと首元が難しかった。

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海外のモデルさんの写真模写。4時間くらいで描きました。この方は目力がすごいので惹かれてしまいました。

完璧に描けなくてもなにかしら得るものがある、それが写真模写だと思います。
集中しすぎると肩がガチガチに凝るのでほどほどに。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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