絵を描く才能を見つけるたった一つの方法【後半】

【前回のまとめ】
「自分に絵を描く才能があるかどうかを見つけるたった一つの方法」

それは…

「なんでもいいので料理、あるいはスイーツのレシピを全て一から決められた手順通りに作ってみる」
これだけです。

「一から十まで全てレシピ通りに作る」という行為には、絵を描くうえで二つの大きな意味があります。

絵を描くうえで大事な一つ目の「スケッチや模写の能力」については前半でお話しました。



後半は二つ目の「言われたことを素直に実践する能力」について書きたいと思います。

これは完全に私の自論みたいなものですから、人によっては納得いかないかもしれません。
そのあたりは「こういう考え方もあるのかあ」と思って適当にながしてください。

言われたことを素直に実践できる能力」が絵を描く上で何が関係しているのかというと、端的に言えば「上達する速度」です。

スポーツにしろ習い事にしろ絵を描くことにしろ、「素直さ」というものはとても重要な資質だったりします。

疑り深くてひねくれている人と、素直にやれる人とでは最終的にたどり着くゴールが同じでもスピードに差が出ます。

前者は疑ったり難癖をつけているあいだに、素直に実践している人に抜かれるわけですから。

この「一からレシピどおりに作ること」って、料理に自信がある人なら自分のこだわりやアレンジ力を封印しなくてはなりませんし、元々それほど料理をしない人にとっては結構なチャレンジでもあります。

それでもきちんと完成させることができたのであれば、それは成長に必要な「素直さ」を持っているのだと、自分を誇りに思っていいのだと、私は考えています。



また、今の自分の画力やレベルに関係なく、一度でいいので「レシピの通りにきちんと一から作った経験」を積んでおくと、何かの形で行き詰った時の手助けになると思うのです。



直接的に、ではなくとも、間接的に。

スランプにおちいった時にささえてくれるもの。

それが「さまざまな経験」だったりします。



まとめると、「なんでもいいので料理、あるいはスイーツのレシピを全て一から決められた手順通りに作ってみる」という方法は、「スケッチや模写をするための下地作り」ができるだけでなく、「素直に実践できる自分を見つけた経験」も得られるのです。



これから絵を描こうと考えているけど、スケッチとか模写って面倒くさそうと思っている人や、絵を描いていてちょっとマンネリ気味だったり、新しいことをやるのが億劫な方は、何かの拍子にふと、この記事に書かれていたことを思い出してくれたらうれしいです。



前半を読んでもう既に実践したあなたは、素直さに加えて行動力もあるのだと、自分で自分をほめてあげてください。
絵を描く才能を持っていることに気づいたのであれば、あとはもうひたすら好きなように絵を描くことを楽しむだけです。

あ、その前に完成した料理を食べなくてはなりませんね。
腹が減ってはなんとやら、です。



長くなりましたが、ここまでお付き合いくださってありがとうございました。