独学で絵を学ぶときに知っておいてほしいこと

絵の勉強をしている人はさいとうなおきさんの動画のファンもわりと多いみたいですね。noteでもTwitterでも、いろんな場所で見かけました。

私は別にアンチではありませんが、あの方の動画のサムネタイトルでけっこう大幅にヤル気を削がれてしまったタチなので、たまにぼろっとどこかで見かけるとシュンとします。

絵が下手な人の特徴とか、これをやってはダメとか、あれをやってはダメとか、…なんだかワクワクしないんですよね。

そう、ここでピンと来た人もいるかもしれませんが、絵も勉強する際に自分の性格が深くかかわってくるのです。

絵を学ぶ時に知っておいてほしいことは自分の性格です。


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今日の記事はこの男子が小さい姿でちょくちょく登場しますヨ。



ところで現在放送中の「ドラゴン桜2」というドラマを見ていますか?
いつだったかの回で勉強する時のタイプで拡散型と保全型の二つが紹介されていました。

それを見て自分のタイプがわかった時、「なんだか絵の勉強をしている時の自分と重ね合わせると、一致する部分がたくさんあるなあ」と思ったのです。

「もしかしたら絵の勉強をするときにも応用できるかも?」とひらめいたので、今回は拡散型の(独学絵描きの)自分がどのように絵の勉強をしてきたかをお話したいと思います。

詳しくはこちらで自分のタイプをチェックしてみてください↓ 拡散? 保全? ドラマ「ドラゴン桜」の性格診断は「FFS理論」(日経ビジネス) – Yahoo!ニュース 夏休み5カ条 ●保全性 勉強する場所は固定しろ 1日ごとのノルマを決めろ 仲間に進捗状況を報告しろ 今持っている news.yahoo.co.jp



保全型の人は申し訳ありませんが今回の記事はここまでです。ゴメンネ。

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私は拡散型なので、拡散型の絵描きなりに掴んだ感覚でしか経験をお伝えすることが出来ません。

大事なのは、「これが一番正しいとは限らない」という視点を常に持つことです。

私の他にも拡散型の絵描きの人はきっとたくさんいるでしょう。この記事ひとつで自分の勉強法を判断しないようにしてください。あくまで参考程度に。

まずは、自分の性格を知り、これまでのやり方と性格を紐づけて見直してみること。

「絵の勉強をするならこうしなければ!」みたいな思い込みや思い癖を一度取り払ってみてください。それから、自分が楽しいと思うやり方や継続の仕方を、実際に筆を動かしながら作り出していくのがオススメです。




前置きが長くなりましたが、ここからは私が今までやってきて「身になった、これはすごく合っているな」と感じた絵の勉強法とヒントを紹介したいと思います。

1、YouTubeでは国内外問わず1000本のスピードペインティング・メイキング動画を見るべし

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言葉通りです。1000本見ましょう。最初から終わりまで全部見なくてもいいです。気になったところだけ見たり、最後だけ見たり、その時の気分と自分が知りたい部分だけ見てオシマイにしましょう

私は5年かけて1000本視聴しました。2016年あたりからはじめて2021年の今までに見た動画は海外の絵師のものが9割でした。

キャラクターの一枚絵からコンセプトアート、デフォルメ、模写、人体パーツ、背景画、雲の描き方、森の描き方、鎧の描き方、ゲームアイコン、キャラクターデザイン、モンスターデザイン、立ち絵、デッサン、スケッチ、ペン画、油絵、水彩画、などなど。

今でも新しい動画はチェックして絵の向上に役立てています。


ちなみに動画を見て学んだ結果がこちら↓ 深海碧のポートフォリオ|深海 碧|note 私がこれまで描いた作品です note.com


自分が目指したい絵柄や描き方は人によって違うと思うので、そのへんは臨機応変にいろいろ見てみましょう。似たような絵師や勉強したいテーマがオススメに出て来たら要チェック。

転々としているうちに1000本はいかなくても、数か月で50本くらいなら余裕で超えると思います。

2、今まで見てきた動画から憧れのロールモデルを見つけてマネをする

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拡散型の人はおそらく動画を見て「やれそう!」と思ったら、さっさと気になる絵師のやり方をマネするなり自分の手法に取り入れるなり、何かしら行動していると思います

SNSでも自分のレベルに関係なくメイキングとか見まくっているでしょう?

それで、「できそうだ」と脳内でGOサインが出たら作業に取り掛かっているでしょう?

そう、それでいいんです
それがあなたに合った、あなたのやり方なんです

とにかく「なにこの描き方!?すげー!オシャレ!カワイイ!格好いい!やってみたい!」という気持ちを大事にしてください。パッションがあふれるのはとても良いことです。

憧れのロールモデルは一人だけではなく、複数見つかると思います。その人たちのやり方を中途半端になろうが失敗しようが、全部やってみましょう。ポイントはとにかく、楽しむこと。

3、テンションがあがるイラスト教本を数冊見つけよ

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「ドラゴン桜2」では問題集一冊でしたが、絵の場合はテンションが上がるイラスト教本を数冊持っておくのがオススメです。

ここでも大事なのが気分。できれば本屋さんなどで手に取って読んでみましょう。パラパラとめくってみて、自分のハートが反応するものが見つかればオッケー。

好きなところから読んで「これすぐにできそう!」「このページのスケッチが格好いいから描いてみたい!」と思ったらすぐに取りかかるべし。

私がくどくど言わなくても、あなたならその教本がいつでも自分の役に立ってくれることを既にわかっているはずです。

4、今まで見た動画で一番レベルの高い憧れの人のやり方を一度でいいからトライする

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「そんなことをしたら初心者の人とかは自信を失うんじゃないの?」とか不安に思うのはわかります。心の準備が整ったらやってみてください。一度でもやると経験値がたまるので、やらないよりはいい

ここでは「完璧にやる必要はない」ことを推したいと思います。
途中の工程でつまづいても全然OK。できたら儲けものくらいの気持ちで

そこから「今の自分はここまでだけど、この動画の人ならできるかも」と、これまでに視聴した動画の中からできそうなやつにトライすればいいんです。

それでもダメなら短い動画で超簡単なパーツの描き方を紹介しているものを探しましょう。レベルに合ったやり方は案外カンタンに見つかります。

少しづつ練習を重ねていくと、レベルの高い人の描き方も自然とわかるようになるので、焦らないでくださいね。いいものを作るには、たっぷりと時間がかかるものですから。

ちなみに動画ではありませんが、私は漫画家の冨樫義博さんがやっていた画力上達法をやったことがあります。

それはポーズ集を丸々一冊描き切るというものでした。手元にあったポーズ集を、一週間くらいかけてA4コピー用紙にひたすら描いて、描いて、描きまくりました。達成した瞬間はへろへろだったけど

「やりきれば冨樫義博さんが見た景色を自分も見られる」とか思いながらやっていましたね。途中、へばりそうになったけど楽しかったです。憧れの人のやり方を取り入れるのは、自分としては有り寄りのアリです。

5、ゲーム感覚でnoteに投稿

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学んだらさっさとアウトプットしたほうが身につきます

そしてゲーム感覚、というのは拡散型の勉強法においてはかなり大事な要素
です。

というのも、私だって何度もコンテストに挑戦しては失敗を繰り返しているわけです。
詳しくはコチラ↓ 応募したイラストコンテストや体験談|深海 碧|note 深海碧のイラストコンテストに応募した作品についてのお話や体験談です note.com


つまり、これはゲーム感覚を利用した勉強法ともいえる。だって動機が「一番を取ること」と「挑戦したことのないテーマに挑戦する」ことだし。

noteも投稿時に評価がつくけど、注目するのはそこではありません。大事なのは連続投稿とタグ付け。

noteは連続投稿するとポップアップで日数をお知らせしてくれます。つまり、毎日描いて、毎日投稿すれば何らかの経験も得られるし、連続投稿を達成すれば継続力もあがり、一石二鳥なのです。

ひとりじゃ寂しいなという時は「#デジタルイラスト練習中」などのタグをつけたら興味を持った人が見に来てくれるかもしれません。タグの数が多いほど人目に触れる機会が多くなる、と覚えておいてください。

あえてタグは最小限にして、交流なしで自分と向き合う仕様にするのもあなた次第です。自分に合った環境をカスタマイズしましょう。

ゲーム感覚で絵の勉強をしながら投稿を楽しむことにうってつけの場所なんです、noteは。

「SNSに必ず投稿しなければならないの?なんだか怖いな」という不安や心配を抱えている方はオフラインでコツコツやることをおススメします

私も個人サイトやSNSを始めるまではネット上にアップなどせずに一人で描いていました。

アウトプット法に関しては自分の気持ちや環境とよく相談した上で検討してみてくださいね。

6、まとめ

拡散型の私の経験をもとに、いろいろ勉強法を出してみましたが、どうでしょうか。

学びに必要なのが「ワクワク感」「チャレンジ」「環境を自力で整える」ということが分かってもらえるとうれしいです。

絵は独学でも学べます。拡散型の人は一匹狼も多いみたいなので、どんどん気になったことはやりましょう。気が乗らなければやらなくていいのです。

「飽きっぽくてダメだあ~」と嘆いていた人は、絵の勉強法が合っていなかっただけの可能性もあります。

大丈夫さ、私もしょっちゅう「あ~、これもう飽きたわ~」って、感じで放置した絵が大量にあるから。

一枚でもきちんと描ききれたらこれでもかというほど自分を褒めてあげてください。

なにかの度にワクワクする出来ごとに遭遇して、「これが描きたい!」ってパッションが揺さぶられて絵の制作に取り掛かる。これの繰り返しです。
狙いが定まると集中力が高まる感覚、あなたにもありませんか?

日経ビジネスの記事では「拡散型は達成することにこだわりがない」とも書かれていました。おそらく、失敗は気にすると思うけど、次にやりたいことを見つけるのが早いってことだと思います。これは拡散型の私の感想です。

だから色々試してみて、自分がどういう絵柄でどういう描き方や塗り方が好ましいのか、あなた独自の感性を丁寧に磨いて、これだと思うものを掴んでください。

体当たりで創意工夫しながら絵を学ぶのって、楽しいですよ、ほんとうに。

でも、疲れたら休んでくださいね。夢中になりすぎて寝不足とかになるとシャレにならないから(経験者)。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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今日の見出しboyからのメッセージ。