
私は過去に2014年から2015年まで一年間毎日ブログにイラストをアップし続けることにチャレンジしました。
ブログの存在はごくわずかな人にしか知らせておらず、SNSのフォロワーもほとんどいないので、実質「壁打ち状態」も同然でひとりで毎朝出勤前に1~2.5時間ほど使ってせっせと描きあげていました。
ブログにはカウンターもコメント欄もいいね欄も設置していません(現在もです)。
承認欲求を満たす手だてをすべて断って、ウェブ上で修行僧みたいなマネをしていたわけです(誰に命令されたわけでもないのにね?)。
それでもこの経験は私に自信をあたえ、試行錯誤することのたのしさ、創作することのよろこび、表現力の向上と追求、などなど、誰かが見ていようといまいと、いいねやコメントがなくても、結局は絵を描くことが好きなんだなという気づきを得られました。
かといって、SNSユーザー特有の評価依存や嫉妬地獄からぬけ出せたわけではなく…。
まあ、このあたりのお話は長くなるので割愛しましょう!
今日は7年前の修行の成果を(一部だけですが)ゆっくりご覧ください。
365日分のイラストを見たい方はこちらからどうぞ。
ブログ http://fukamint.moo.jp/wrodpress/
pixiv(一部だけアップ済み) https://www.pixiv.net/users/150773
ここからは2014年にブログやpixivに投稿したイラストの一部抜粋です。

















2014年当時のもの↑
2017年リメイク後↓














男の娘(※女の子にしか見えない男の子のこと)。
これは体つきで男の子だってことがわかるように描きました。

エキゾチックな女性

木陰で休む男の子

線画の太さによって印象がどうのように変わるか実験。
結論としては、画像サイズを縮小するとペンのサイズは数pixel変えたところでどれも大差ないなということになりました。











修行中は露出多めの絵ばかり描いていた時期がありました(煩悩まみれやな)。
筋肉を美しく描きたかったんですよね。
今でも男性の筋肉は納得のいくものが描けるまで試行錯誤します。
正解はないけど追及するのがたのしい。





↓ここからpixivでの評価に落ち込んでいた時期に予想外のブクマをもらって戸惑ったシリーズ↓






自分が好きで(ある程度の自信も持ちつつ)描いているのが人物画で、SNSで評価されやすいのが風景画っていうのがわかりました。
自分が好きなことと、他人から評価されることが異なると若干おどろきはするものの、今まで気づけなかったあたらしい可能性を発見できてうれしくもあります。
↓このあたりから修行も終盤戦に入ります↓


マックのポテトをイメージして描いたやつ(たぶん)


↓モノクロシリーズ↓







半裸の人物はみんな男性(本人的には美青年のつもり)です。念のため。


ここまで見てくださった方の深層心理(このイラスト自体は2014年の12月後半あたりに描いたものです。たぶん)↓

この作品たちを見て、全体的に同じような構図と年齢が若めの人物が多く、なかでも金髪がやたらと目につくなと感じたらあなたの観察力がホンモノであるという証です。
そうです、私は金髪に異様なほど愛を注いでしまう「癖」があるのです。
今は偏愛も落ち着きましたがこの時期はなぜか金髪が多かった。
ゲームでもよく金髪のキャラクターを好きになってしまいます。
もちろん性格やシナリオ込みで好きになるので、たまたまという場合もあるのでしょうが。
自分が偏愛しているモノや属性、パーツ、アイテムなどがあったらいっそ、それだけを描き続けるのもアリだと思います。
武者小路実篤の「真理先生」に出てくる馬鹿一も石とか草ばっかり描いていたからダイジョーブ(!?)。
2014年の365日投稿期間中にどんなことを考え、どういう状況で創作活動に打ち込んでいたのかという具体的な話はまたのちほど記事にしたいと思います。
ここまでお付き合いくださってありがとうございました!