最近読んだ漫画~BL部門その1~

今年に入ってからふとしたきっかけでBL漫画を読み始めました。
人生で初めてBL漫画というものにまともに目を通してみたのですが、色んな意味で偏見や先入観みたいなものが取り払われましたヨ。
ちなみに漫画は友達のものを読ませてもらいました。
二回程借りて読んだのですが、今回は二回目に借りたものを感想としてまとめます。

初心者目線なので細かいところに疑問が出るかもしれませんがそのへんは見逃してください~。

あとネタバレ有り!です!

※これからはじめてBL読む人もいるかもしれないのでベッドシーンの濃さだけ★の数で示しておきます(笑)

「可愛いひと」 紺野けい子
ベッドシーン:有:★★★★

主人公は男子高校生の篠田。
お相手の子は主人公と同じ部活の後輩の池内。
絵柄もストーリーもキャラクターも全部好みでした。
登場人物たちはみんな高校生なのに色気が物凄いです。
でもちゃんと学生らしいノリとか明るさがあるのでするする読めます。
篠田がすっごい一途。一途すぎて心配になるレベル。
時々トンデモ行動に出るのが面白いです。
池内はある意味一番おいしいポジションだと思う。
個人的に気に入っているのは二人がデートする話。
明るい感じのラブコメが大好きなのでこの話は何回も読み返してしまいました。

篠田と池内の他にシンと皆川という高校生の男の子の話も入っています(シンは篠田たちの部活の部長)。
この二人はほんとうに高校生か?と聞きたくなるくらい大人の雰囲気を醸し出します。
シンがびっくりするほど不憫なので彼にはぜひとも幸せになっていただきたい。

「少女漫画家の恋」 紺野けい子
ベッドシーン:有:★★★

短編集です。
どれもほのぼの系でハッピーエンド多めなのでその系統が好きな人にはオススメ。
読んだ後は温かい気持ちになれます。
個人的には「情熱レターメイツ」が一番お気に入り。
紺野さんの描く「純情系」なキャラクターはどの子も愛らしさがあって素敵です。

「幸せになってみませんか?」 腰乃
ベッドシーン:有:★★★★★

主人公の異なるお話が二編入っています。

「幸せになってみませんか?」
サラリーマンが主人公でお相手の男性は会社の営業。
ノリが完全にコメディ映画です。
笑いどころ多め、ただし濡れ場も多め。
お堅い性格の主人公とチャラい営業の掛け合いがコントみたいで面白い。

「名前で呼んでください」
高校生が主人公でお相手の男性はバイト先の常連客(社会人)。
タイトルどおりです(笑)。
お相手の男性が主人公のことを全然名前で呼んでくれません。
それに加えてピュアな男子高校生君をこれでもかというほど振り回してくれます。
個人的にこの話はハッピーエンドなのかな?と疑問が残りました。

「隣りの」 腰乃
ベッドシーン:有:★★★★★

短編集です。数編入ってます。
とりあえず一本だけ。
「隣りの」
主人公はサラリーマンでお相手の男性は隣人です。
隣人さんは読み進めていくうちに「あ、結構お人好しなんだ」と見方が変わりました。
主人公の何と戦っているのかよくわからない対抗心(自分だけ隣人に性的対象としてスルーされる)には思わず噴いてしまった。

「夢結び恋結び全4巻」 桜城やや
ベッドシーン:有:★★★★(巻によるけど平均すると★三~四つくらい?)

絵柄とストーリーと主人公の見た目が幼少時代含めてウルトラ激烈好みです。
はじめて長編のBL漫画読んだのですが最後までぐいぐい引き込まれました。
主人公は高校生の男の子で名前は青。
お相手は幼いころから付き合いのある神社の神主さんで名前は隆明と書いて「りょうめい」。

ストーリーはわりと波瀾万丈(?)です。
そして恋のハードルが最初から高い。
なにせお相手が幼いころから何かと面倒見てくれていた近所の兄ちゃんなわけで……。
その兄ちゃんは主人公のことを恋愛対象として見ていないわけで……。
元々そんなに恋愛ものを嗜む方ではないのですが、ハードル高い、障害やトラブルが多い恋愛話に関しては物凄くのめりこみやすい性格なのでもう夢中になって読みました。
青は最初ゴーイングマイウェイハイスペック美少年かと思ってたんだけど案外もろい部分もあってそこが好感もてました。
隆明さんはわりと押しに弱いのかな。でも格好いい漢前な人です。

「仮面ティーチャー」 京山あつき
ベッドシーン:ほぼ無し:★

主人公は小学校の先生で名前は諸岡。
ショタコンの諸岡先生が少年に手を出すギリギリのところで踏みとどまりつつ時々おいしい思いをしつつ……な展開を繰り広げるラブコメです。
なんだかBLというカテゴリーだけではもったいない気がします。
今回友達から借りた中で一番読み返した漫画です。
すっっっっごく面白い!!!
もうこういうノリのコメディ本当に大好き♥
何度笑い転げたかわからない!
特におかしかったのが「なんて立派な……!!」のシーン。
コメディものに興味ある人は是非是非。
ちなみに私はもう「仮面ティーチャー」というタイトル見ただけで笑ってしまうくらい重症です。

「さよならBaby」 京山あつき
ベッドシーン:ほぼ無し:★

主人公は中学生の男の子でお相手の男性は親戚のお兄さん。
主人公のたまきが最初の頃はスーパーウルトラ生意気少年だったのが終盤付近では大分変ります。
好きな人の前でもじもじしちゃったりしてちょっと微笑ましいなと感じました。
コメディとシリアスが半々くらい?
このお話は思春期の男の子の心理をよくとらえてるなあと。
あのくらいの時期ってなかなかうまいこと感情や気持ちを伝えたりできないからね。
たまきは見守りたくなる男の子だと思います。

番外編でなんと「仮面ティーチャー」が……!
いやもうこっちも面白すぎて涙が止まらないね……!
諸岡先生の感情豊かな表現力にいちいち笑い転げました。

「聞こえない声」「見えない星」「枯れない花」 京山あつき
ベッドシーン:有:★★★(巻によるかも)

おそらく青春もので野球が好きな人はハマると思います。
私は野球にそれほど興味がないので良さを理解する前にリタイアした感じです。

「KISS ME テニスボーイ」 京山あつき
ベッドシーン:有:★★

主人公はテニスプレイヤーのダニエル。
お相手は日本人テニスプレイヤーのカナメ。
このお話もげらげら笑ってしまいました。
シリアスなのかギャグなのか最初判別つかなかったけど多分ギャグとして見てもいいのではないかと。
カナメはダニエルに勝と何らかのご褒美(キスとか)をゲットできるんだけど次第にグレードが上がります(笑)。
ダニエルとカナメのやりとりがとにかくすさまじく面白い。
試合で勝つまではダニエルの誘いには意地でも応じない超絶頑固なカナメの行動は見ものです。

「あさってのジジョウ」 京山あつき
ベッドシーン:有:★★

主人公はボクサーの平津。
お相手はメカニックの小田。
すっごいイイ話なのに本の帯が……ちょっと酷い(笑)。
この漫画はBLというより完全にヒューマンドラマを見るような感じで読みました。
平津も小田も両方の内面や葛藤が描かれているところが素晴らしいです。
そしてどちらの悩みや言い分もすごく共感できました。
キャラクターの「怒り」に関する部分が話の中で重要な要素として出てきます。
平津の場合はこちらの言うことに耳を貸さない、それどころか突っぱねる小田に対してイライラモヤモヤ。
小田の場合はお節介で支配欲が強い先輩に対してイライラモヤモヤ。
もーその気持ちすっごいよくわかるよ!と叫びたくなります。
作中いいなあと思ったシーンは平津が小田に対して「ゆるす」って心の中で言ってるところ。
小田のことを「可愛い」と言っている平津が一番カワイイ。
「恋愛」ではなく二人の「成長」の物語として見るといいかも。
まあ、でもなんだかんだで最後はけっこうイチャイチャしてますが(笑)。