木梨憲武展に行ってまいりました

展覧会感想二つ目ッ!!(`・ω・´)

【木梨憲武×20years】
会期短いからお早目に~!
あと一週間だよ!

会期:5月20(火)~6月8日(日)
場所:上野の森美術館
料金:1300円
時間:10:00~17:00

私は24日の土曜日に行ってきました。
9:30に着いたのですが、既に列はできていました。
たぶん私の前に7、80人はいたと思う。
開場がちょっと早めの9:50になって、だいたい10:00くらいには入れました。
場内は広くて結構ゆったり見て回れたので良かったです。
客層は若い人からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広かった。
私の時は家族連れが多かったです。

11:00くらいに会場を後にしたのですが、外は人がずらーっと数十メートルにわたって並んでいました。
この展覧会の人気の高さと宣伝効果の凄まじさを見た気がする。
数日後に両親から私が行った日の11時ごろ、実はあの行列に並んでいたことを知らされました。
「今日、日差し強いから陽に当たっている人大変そうだなあ」
とか思ってたけど、まさか自分の親がその中に紛れ込んでいたなんて…!( ;∀;)

そんなこんなで展覧会感想↓

おみやげ。
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クリアファイル。バックの円は青い月ですよ。

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ポストカード。欲を言えばもっと種類置いてほしかった……。

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展覧会のキーホルダーと缶バッチ。

いやー、もうね、この展覧会行く前からずっと楽しみにしていましたよ!
なんてったってノリさんの個展だからね!
小さいころからとんねるずのバラエティ番組は大好きでよく見てました。
自由な発想や笑いのセンス、ユーモアはノリさんから学び取ったといっても過言ではない。
「とんねるずのみなさんのおかげです」とか「生でダラダラいかせて」とか本当に面白くて、いつもおなか抱えて笑い転げていました。
だがなぜか未だにDVD化されないこのモンスター番組……。
いつかリリースされる日を待ち望んでおりますよ。

「生ダラ」の中で岡本太郎のパロディで「木梨憲太郎」というキャラクターのコーナーがありました。
その企画ではパリのセーヌ川を描くというものだったのですが、これがね…衝撃的でした。
それまでノリさんの画力はおろか、絵を見たことすらなかったのです。
仕上がったペン画は下書き一切なしの見事なパリの風景でした。

今回の展覧会でその絵が見られるってことではりきって会場に足を運びました。

上野の森美術館は場所によっては天井がかなり高く作られているので解放感があります。
初めのエリアは英文をふんだんに使った作品が多くみられました。
当然のことながら読めないので(涙)、英文の内容はともかく、使っているモチーフや色に注目。
木を大胆に、伸び伸びと描いているなあといった印象でした。
木を背景に小さなお家がたくさんくっついている作品は思わずまじまじと見てしまった。

次のエリアは花が多め。
室内は暗めでライトに工夫が凝らされていました。
おみやげのポストカードの下段一番左の絵もここに飾られています。
自分の中ではあまり使わない色の組み合わせが多めですごく参考になった。
ノリさん色彩センス抜群。

個人的に大きめサイズの作品も好きだけど、わりかし小さ目のサイズで細かく描きこんであるタイプの絵も好き。
ペン画のエリアは混みあうからそっち先に見てもいいかもしれない。
じっくり見るのオススメ。

最後の展示スペースは大き目のキャンバスの絵がずらりと飾られています。
アメリカンポップアートとか抽象画っぽいものが多め。
どことなく、オシャレなバーやカフェに飾っても違和感なく映えそう。
このエリア……私はものすごいびっくりしたことがありまして。
角のね…椅子に座っているスタッフのお姉さんに声をかけてみてください。
ただし私は責任を取らないッ(笑)。

出口付近に例の憲太郎画伯の絵が飾ってありました。
当時はモノクロだったセーヌ川の絵になんと、色がついてたよ!
温かみのある色遣いで、一気に華やかさが増した感じです。
春と夏が一気にやってきたよー、というくらい明るい雰囲気。

ノリさんの絵は全体的に大きなパワーに満ちていて、見るだけで元気がもらえる、そんな感じです。
アクリル画はエネルギッシュ、ペン画はリラックス、といったイメージ。
大胆な色使いは良い刺激とインスピレーションを与えてくれます。
そしてなにより創作とは伸び伸びやるのが一番良いんだなあということを、ノリさんの創作スタイルから教わりました。
会場を出るころにはすっかり解放的な気分になりましたね。
自分も良い絵を描くぞー!とヤル気もみなぎりました。

また、こうして何年かに一度、ノリさんの個展をやってほしいなあと思います(´∀`)

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