二つのコツをグラブル塗りから学んだよ、という話

ここ数年は流行りの絵柄の研究を独自にして、自分で描いてみたりしていました。
今現在も少しづつですがやっています。
トレンドが気になるのと、絵描きとしてひとかどの人間になりたいのであれば、吸収できるものは何でも吸収しなくてはという欲望からきています。

私にとって最大の課題はトレンドの絵柄を継続して描けるかどうかということでした。
正直、やってられないなと思いました。
とにかく最近の絵はレベルが高すぎてにっちもさっちもいかんのです。

それでもこれじゃあいけないね、と感じてとりあえず有名どころのソシャゲで絵柄が統一されているグランブルーファンタジーから学ぼうと思ってせっせとスケッチしました。
たった数時間の作業でしたが大変苦痛でした、はっきり言って。
元々綺麗な線画が得意ではない人間にはこの手のイラストはかなりハードルが高いです。
がんばって描いた結果がこれだよ↓




画像2

線画。メディバンペイントの鉛筆ブラシで見本を見ながら描く。

画像2

下地塗り。元の絵を用意してスポイトツールで色をピックアップしておく。

画像3

PhotoshopCCで陰影づけ。ポニーテール部分はスクリーンモードで青系の色をのせる。

画像4

濃い色をのせてハイライトを入れたらスケッチ完成。

モデルはSR浴衣カシウスくん(火属性)でした。
ゲーム内では島HARDパーティーに入れて使っていました(他のメンバーはエルモートとライアン)。
制作時間は大体5時間くらいだったと思います。

グラブル塗り(と巷では呼ばれている)は初期からかなり変化しています。
グーグル画像検索をしてみれば2021年付近の絵と2014年あたりの絵は明確に違うことがわかると思います。
この絵は2020年に出たので試しに描いてみようと思ってトライしました。

グラブル塗りで学んだことは二つあります。

一つ目は線画の綺麗さが出来映えを左右すること。

人によってはグラブル絵はそんなにきれいな線画ではないと感じるみたいですが、私はそんなことはないと断言できます。
上のスケッチを見ての通り、綺麗にバランスよく描かないと粗が目立ちます。

二つ目は濃い色と濃い色が重なる部分は明るい色をはさむこと。

これは元のイラストで浴衣の袖の内側を見ていて気付いたことです。
普通なら袖の内側は暗く、陰になっているはずなので濃く塗ってもいいはずなのですが、それだと「抜け感」がなくなるんですよね。
絵的にぱっと華があるものがソシャゲでは好まれるので、できるだけ暗い色同士が重ならないような工夫なのだと思います。

画像5

袖の内側は青系~紫系の色をのせています。

トレンドの絵柄や技術が自分に向いているかどうかを試すのはわりと面白いです。
ただし、線画をきっちり描くこと以外は…。

これからもなにかしら絵柄や塗りの技術の傾向を追いかけていこうと思います。
新しい発見があるかもしれないからね。

あんまり参考にならないかもしれないけど、この記事が絵を描くうえで何らかのお役にたてたら幸いです。


ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!