ラファエロ展に行ってきたのです

【ラファエロ展】

会期:2013年3月2日(土)~6月2日(日)
場所:国立西洋美術館
時間:午前9時30分~午後5時30分
料金:一般1,500円

名前はよく聞くけど具体的にどんな絵を描いたのかはよく知らない画家。
宗教画とか壁画を制作していた人っていうイメージなんだけど、
詳しいことは展覧会でちゃんと見てみようってことで足を運びました。

で、6月1日にいざ国立西洋美術館へ。
私はこの美術館には過去何度も訪れているのだが、今回ばかりは己の目を疑った。
ぬーじょーきせいだと…!?(入場規制)
ひとがいっぱいならんでりゅううううううううっそおおおおおおん。と、リアルにびっくりこきまろ。
某王国のアトラクション待機列を彷彿とさせるジグザグ道ができておりました。
待ち時間は30分。ファストパスなんてもちろんないよ(アッテタマルカ)。
いや、これかなり珍しい光景でした。
行ったのは11時過ぎくらいだったんだけど、まさかこんなに行列できてるとは思わなかったです。
帰るときはもっと並んでたけどね!50分待ちに更新されてたよ。

で、やっとこさ入場してラファエロの作品をひととおり見てきた。

やはり宗教画の多さが目立つ。あとは肖像画。
いつも思うんだけど、何百年も前の絵なのに時々CGのようなツヤとリアルな質感を感じさせるものがある。
油絵は特にそう。空のグラデーションとかすごく不思議。

で、気になった絵について↓

「聖ゲオルギウスと竜」

この絵を見たときギュスターヴ・モローの「聖ゲオルギウスとドラゴン」を思い出した。
確かモローはイタリア行った時に巨匠たちの作品を模写してたからこれが元になっている…はず。
馬にまたがって剣を構えているポーズが格好良かった。

「大公の聖母」

この展覧会のポスターになっていた絵。
人があとから迫ってきてゆっくり見ている暇がなかった…。
宗教画に出てくる赤ん坊の手足のぷにぷに感はいつ見てもリアル。

「聖母子」

黒色天然石と尖筆で白紙に描かれたもの。
実際は赤みがかった鉛筆画みたいな感じだった。
画家の素描も好きなので見れてよかった。

「牢獄から解放される聖ペテロ」

これはすべての作品の中で一番素敵だと思った作品。
(ラファエロじゃなくてフェデリコ・ズッカリという人が主に制作したものだけど。)
鉄格子の内側に聖ペテロと天使がいる構図って珍しいなあ、と。
神々しさにやられて何度見したかわからない。

「聖ステパノの殉教」

壁一面に飾られていたタペストリー。
ラファエロが下絵で別の工房で織ったものだそうで。
あまりにもデカい上に織の細やかさとその作業風景を
想像したら気が遠くなりそうでひっくり返るところだった。

ラファエロは制作のために工房を構えていたんだけど、弟子たちがラファエロの方法を受け継いだそうで。
その延長線上に後のルーベンスの工房ができたってわけだ。
こないだルーベンス展行ってきたばっかりだからこのつながりはちょっと感動した。

rafaeloten
お土産。
クリアファイルが「聖ゲオルギウスと竜」。
左下のポストカードが「牢獄から解放される聖ペテロ」。

で、半券持ってると常設展見れるっつーんでそっちにも行く。
企画展示で素描画を集めたものが置いてあるていうんで。
完全にギュスターヴ・モロー目当てでした。
やっぱり素晴らしかった。
あの細かい神秘的な模様は細い筆で描いたのか…。
実物見れて感動。
そして美術書からじゃわからないことがたくさんあるということを知った。