【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】
会期:2013年4月23日~6月30日
会場:東京都美術館
料金:一般 1500円
以下、展覧会感想。
予想していたけどやっぱり混雑が凄かったです。
で、肝心のレオナルド・ダ・ヴィンチの作品なんだけど…。
一応絵画もあったけど、ほとんどが機械装置のための手描きのメモやらデッサン。
個人的にはレオナルド本人の展示作品よりその当時レオナルドの
影響を受けた人たちの絵のほうが見ていて心を動かされました。
アーニョロ・ブロンズィーノ
「アンフォラを持ち跪く若者」
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素描のひとつ。筋肉の描写やポージング、顔の傾き、立体感に目が釘付け。
ジュリオ・ロマーノ
「太陽の馬車と月の馬車」
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構図がスゴイ。アイディアというか、発想と画力が結びついていて惚れ惚れ。
アオリの構図って一発で上手いかヘタかがわかるからきちんと計算して描ける方は
もう、ひたすら尊敬します。
グエルチーノの贋作者
「漁師のいる風景」
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田舎の日常の一コマみたいでした。
タッチが曲線的でアーサーラッカムが書く自然物を思い出した。
想像していたのとはちょっと違ったけど、また新たな美を発見できてよかったです。
本当はもっとレオナルド・ダ・ヴィンチの絵が見れると思っていたんだけどね…。