筆の速い絵師と自分のクオリティを比べてみた【お絵かき練習帳】

筆の速い絵師と自分の絵を描く速度と質がどれくらい違うのか確認したくて設定した時間内に描き切ることをやってみました
お相手は日本でも有名な絵師のsakimichanさんです。



まずはこの動画をチェック↓


この動画のイラストはトータルで1時間18分。速すぎや…。
私もこの方の動画を何度も見てきましたが、手順がちょっと異次元というか、かなり基礎練習積まないと仕上がりがおかしくなるなと思います。

手順はマネできないからとりあえず今の自分の慣れたやり方でやってみることに。描き方のクセなどを確認してみたいというのも理由の一つ。

1、クオリティ比べ大会開催

ルールはテーマがないワンドロと大体同じです。
設定時間内であれば好きな手法で好きなようにイラストを描き切ることができたらOKとみなします。

今回は事前に資料を用意してからスタートしました。sakimichanさんは二次創作だったけど私はとりあえずオリジナルで。ルールが既にあやふやなのは許してください。今日の午後に突然ひらめいてやろうと決めたので。

そんなこんなでクオリティ比べ大会開催。
お手本タイムは1時間18分…のつもりでしたが…。

私の手違いでトータルが1時間12分になってしまいました(参考にした動画の元絵がこれくらいだと思い込んでいた)。

同じ時間じゃないと比べても意味がないかなと感じていたけど、どっちにしてもプラス6分したところで出来上がりが…ね。
まあ、見ていただければわかります。とほほ。

【ソフト】
PhotoshopCC
【サイズ】
2894 ×4093px(A4) 350dpi
【制作時間】
2021年07月03日(土)
15:56~17:08(1時間12分)

2、作業中はこんな感じでした


途中工程とともにかかった時間を紹介していきます。

画像1

最初のラフ(と呼んでいいのか)。このへんでだいたい15分。

画像2

25分くらい経過したところです。顔から描きこんでいくのは私のいつものやり方。覆い焼きで適当にハイライトを入れる。顔を描きこむときだけ新規レイヤーを作り、描き終わったら下のレイヤーと結合を繰り返します。

画像3

このあたりで既に45分経過。服を描きこむ時間がないことに気づいて適度に顔と髪の毛の作業から切り上げる。

画像4

服と背景を適当に描いてエフェクトつけてオシマイ。ごまかしすぎですね。もう少し落ち着けよと自分に言いたくなる。
トータルで1時間12分。
まあ、こんなものだろう(ナイトハルト殿下風に)。

3、まとめ

スピードペインティング動画はいつか作ってみたいなとは思いつつ、私のPCのスペック的にちょっと難しいかなというのが現状です。

動画を作れないならせめて今楽しめる方法をと思い、いろいろ模索していたところ、筆の速い絵師のトータル時間に挑戦してみようということに。

ひとりでやるよりお手本になる絵師の方の時間を参考タイムにしたほうが面白いかなと考えて、今回の基準タイムをsakimichan氏の動画から設定させていただきました。事後報告になってしまいましたがありがとうございます。

やってみた感想なんですけど、服をもっと描いていかないと見栄えがイマイチですね。最も悔いが残るのはその部分でした。

時短テクニックはなるべく使わずに描いてみたのですが、基礎画力がもろに反映されるのでこれはこれでいい勉強になりました。己が下手さを知りて一歩目の一歩を踏み出せた気がします(スラダンの安西先生の名言から)。

完成させた絵と筆の速い絵師の絵を比べてみて気づいたのは、自分の描き方をもう少し進化させたらこなれ感が出そうだなということです。

自分に必要な課題を見つけるのに設定時間内で描き切る方法はかなり役にたちますよ。ついでに成長も実感できて良いことづくめ。オススメ。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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