第128回イラコンは応募しなかったけど男性向けゲームの課題に挑戦した話

MUGENUPの第128回コンテストは応募していません。
そのかわりに、チャレンジしたことがない男性向けゲームの課題をこなしてみようと思って何枚かラフを描きました。



MUGENUPでは応募する、しないに関わらず、自分が興味を持ったコンペ、コンテストの課題やサンプルはダウンロードして保存してあります。

制作のポイントや注意するべきことを読むと、これから上手くなるために意識したほうがいいことも書かれているので重宝するのです。

MUGENUPのイラストコンテストやコンペは主に、自分がムリなくできるものとそうでないものが知りたくて、いろいろと挑戦していました。向き、不向きはやってみないとわからない。

そんな感じで第128回は応募はしなかったけど、課題だけ挑戦したということで、気を付けた点などをラフと共に載せていこうと思います。
ちなみに私は男性向けジャンルや萌え系はまったくの門外漢です。



手元にある配布資料は載せられないのでざっくりと課題をまとめます。

【タイトル】
第128回 ライブ?ビーチ?選べる萌えラフ制作コンテスト

【課題詳細】
アイドルゲームを想定してカードイラストの配色ラフを制作すること。
設定資料とラフサンプルのキャラクターを参考にする。
シチュエーションはライブかビーチを選択。
サイズ:960×1280pix

【評価基準や制作のポイントなど】
キャラクターがサンプルと似ているか。
女性らしいパーツを強調できているか。
可愛らしさを表現できているか。
ターゲットは20代から30代の男性。

1、練習がてら描いてみる

画像1

練習用に描いたもの。もうすでにこの時点で大変だった。おおまかに顔と服装と体型をつかもうと思って設定資料とにらめっこ。設定によるとこの子は獅子座のB型でクセ毛が悩みらしい。

画像2

ライブっぽいシチュエーション。楽しそうな表情という指定があった。ここでは背景の照明とか雰囲気だけ確認しました。

画像3

資料を見ながら模写したもの。
頭の大きさと目、鼻、口のバランスに四苦八苦。

2、水着を描いてみる

画像4

ビーチのシチュエーションで描いてみたもの。ポージングが普通すぎる。
プレイヤーの方を見てはにかんでいる表情を、という指定があった。
これは目線もらえているのかいないのか…。

画像5

ビーチだけもう一回トライ。今度は目線もポージングもバッチリ。
顔と体のバランスが難しくて戸惑った。顔似せもがんばったよ。
私が描ける萌え系はこれが限界でした。

3、課題にトライしてみてわかったこと


萌え系は自分にはまったく向いていない。


なぜ向いていないかと言うと、頭の大きさと体のバランスがうまく取れないから。気を抜くといつもの自分が描いている時の頭身になってしまう。
そしてなにより顔が描きにくい。アイラインがゆがむ。

これはラフ案件だからそこまで線画の綺麗さにはこだわらなくてよかったみたいだけど、清書する時はキレイに引かないといけないから結局そこで詰んでいたと思います。

それだけではなく、課題の「顔似せ」も相当難しかった。
設定資料の絵柄が自分とは違うタイプだったというのもあるけど、
「なんでこの位置にまゆげがあるん?」
「アイライン引きにくい」
「目の描き方よくわからん」
という疑問のオンパレードでした。

新鮮さを得るという意味では楽しかったけど、観察力と集中力をふだんの10倍以上使いました。

4、まとめ

ひとまず気になっていたジャンルにトライできたのはよかったです。

これからは、アイドル系のソシャゲイラストを見る目が色んな意味で変わるかもしれません。

ラフだけでこんなに手間暇かかる
んだなということがわかったから。イラコンの課題とはいえ、制作を素人なりに経験してみて実感。やっぱり描いてみないとわからないものって、あるよね。

自分のスキルを確認するためにもいい勉強になりました。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

MUGENUP STATION
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