先週の土曜日ミュシャ展に行ってまいりました。
会期:2013年3月9日~5月19日
場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
時間:10時~20時
料金:一般1500円(当日)
以下、ミュシャ展の感想。
すごく楽しみにしていた展覧会の1つ。
ミュシャは昔、缶コーヒーのボトルデザインで見かけてから好きになり、画集を購入するくらいハマった。
会場内は9割が女性客だった。
人がゴミの(ry)…ではなくて、本当に人でいっぱいだったので、間からちょいちょい覗きつつ、
空いているところではがっつり見つつ…といった感じでまわる。
画集で見た作品もたくさんあって、実物の迫力に圧倒される。
意外とサイズが大きくてびっくり。
そしてどれも緻密で正確な線!ブレなんてもちろんない。
フリーハンドで描いたのか定規を使ったのかわからないくらい綺麗。
ポスターや広告に使われている絵はほとんどがフレームや花などを取り入れているんだけど、これがまた素晴らしい。
今じゃデジタルツール駆使してコピペでどうにかなりそうなものを、一つ一つ直に描くという作業は想像しただけで脳みその芯が熱くなるね!
ミュシャの絵見てわかったのは、画力とか色遣いとかも大事だけど、全体的なバランスはもっと重要だということ。
左右対称とか連続したモチーフを同じサイズで描くとかね、もうテンプレート使いましょうよって話ですよ(ダメな人の発想)。
大雑把な人間にとってはたいへん勉強になった一日でした。
で、お勉強云々抜きにして素敵だなあと思った作品を少々。
本当はすべての作品が素晴らしいと言いたいッ…。
が、あえて絞るとすれば天体シリーズ(正式名称違う)の神秘的な雰囲気が好きです。
画集で見たときからずっと良いなあ、と思っていたので本物を間近で見れて幸せ…。
あの光と影のコントラストが何とも言えず美しい。
女の人も神々しくてうっとり。
…おおう、感動した作品が多すぎて書ききれない!(笑)
改めてミュシャという画家の凄さを再確認しました。
どんだけ凄かったかというと、娘と息子が激烈に美人で、ステンドグラスと舞台デザインしちゃった挙句、晩年は郊外に城持つくらい。
老後のミュシャはマジでキング。
会場で購入したポストカード。各120円。本当は全種類欲しかったけどね!
下段の左の絵が好きです。習作なんだけど、完成品よりこちらのほうが好み。
大判サイズのポストカード。各180円。
大判サイズ用の額縁も売られていたけど、セットで買わせようったってそうはイカの姿焼き。
上段の真ん中は宝石シリーズ(これも正式名称じゃないけど)。ぼくは、エメラルドちゃん!
同じく上段の右は季節シリーズ(これもry)。秋と迷ったけど春にしました。
左はA4クリアファイル。400円。右はA4Wクリアファイル。650円。
右が天体シリーズです。左のおねーさんのポストカードが大人気でした。私も好きだああああ。
グッズ買おうとしたらレジの前がアトラクション待ちの列みたいになっていたでござる。
係員の誘導とか初めて見たよ…。