最近読んだ漫画~一般部門その1~

ゲオで借りてきた漫画のレビューです!
ジャンルはバラけてますがほとんどが一般向けなのでひとまとめにしました。
ところで近所のゲオは最新刊の入荷がとてつもなく遅いのだけれどこれはうちの地元だけなのかしらん。

ネタバレ有りなので未読の人は気を付けてください~!

「新テニスの王子様 6~14」 許斐剛

相変わらず安定した面白さを誇るなあと感じました。
いつ読んでも面白いと思える漫画って本当に凄い。

今回のツッコミどころ↓

○仁王君のイリュージョンが便利すぎる
○シンクロも便利すぎる
○デュークホームラン
○処刑
○幸村の病気まだ治ってなかったのか…
○徳川VS海賊
○リョーマとリョーガの幼少期が可愛いすぎる!
○鬼さんの過去エピソードでほっこり
○リョーマと桜乃のデートでもほっこり
○ナンパ回でまたしても許斐先生天才っぷりを発揮

今回は真田と阿久津のダブルスが結構お気に入りです。
仁王君はちょっと酷使されすぎじゃないかな。
誰にでもイリュージョンできるから仕方ないのかもしれないけど…!
リョーマはアメリカ代表として出るのか~?
いよいよ世界と戦うのか……。
これからがめちゃくちゃ楽しみです!

「私がモテてどうすんだ 1~5」 ぢゅん子

スマホの広告で気になっていた漫画。
こっ、これは!!!!
すっごく!!!
すっごく面白かった!!!
もう最高すぎるね!!!!
絵もコマ割りも見やすいし話しのテンポも良いので、気づいたら全部読み終わってました。
主人公は腐女子っていう設定なんだけどとっても爽やかです。
かなりアクティブなオタクなんだけどそこがイイ。
文化祭の準備から女子サッカー部の助っ人までなんでも一途にがむしゃらに頑張る姿が素敵!
そして激モテ状態になっても腐女子的な妄想を忘れないところも好感度高いです。
ブレない娘大好きです(笑)。
1巻の主人公の部屋にある等身大シーツ(!?)とベッド下にある等身大POPにはビックリした!
あれってもらおうとすればもらえるものなのかな?
凄く面白かったシーンなんだけどよく考えたらアレ見つけた人かなりビビるよね(七島……)。
好きなエピソード挙げたらキリがないんだけど、リバウンド&ダイエットの話はダイエット法の発想が良い感じにぶっ飛んでて素晴らしかったです。
この漫画時々熱血展開入るから主人公の腐女子設定を忘れそうになるんだけど、ダイエットの時はその人の性格に合ったやり方ってあるよね、と妙に感心してしまった。
あとおデブちゃんに戻ってしまった後、主人公の屋上での華麗なる見開きシーンで腹筋壊れそうになった(笑)。
恋愛コメディものでは久々に1巻からゲラゲラ笑わせてもらいました。
ちなみに私は芹沼さんは4人のうち誰とくっついてもOKなスタンスです。

「私たちには壁がある。 1」 築島治

電書籍の無料サンプルで読んだ時は面白そうだなと思ったんですよ。
生意気なオレ様男子がちょっかいかけてくるから彼氏作ってあっと言わせてやる!みたいなコメディタッチの少女漫画に見えたので。
でも1巻でリタイアしました。いちおう3巻まで借りたんだけどね……。
私にはこの漫画の主人公の良さがわからなかったです。
「ヒロインはいったい何がしたいんだ……」
と何度疑問に思ったことか。
怜太というオレ様な幼馴染の男子が出てくるんだけどこの子はめっちゃイイ奴です。
なにかと主人公のことを気にかけてくれます。
それなのに報われないんですわ。
話を追っててだんだん彼が哀れに思えてきまして
幼馴染の恋愛模様ってこんなもんか~と少しがっかりしました。
イケメンに言い寄られるストーリーとオレ様キャラが好きな人はハマるかもしれないです。

「寄生獣 1」 岩明均

思った以上にグロテスクでした。
シンイチもミギーもわりと好みのキャラです。
絵は見やすいし話も面白いんだけど、いまのところ緊張感がずっと付きまとうような雰囲気についていけるかな~といった感じ。

「惡の華 11」 押見修造

結局仲村さんは祭りの事件からどういうふうに過ごしてきたのかわからずじまいで、読み手としては何もないところにぽいっと放り出された感じがぬぐえなかったです。
小難しい解釈を抜きにしてストレートに読むと最終巻はいまひとつ響かないです。
このへんは純文学などを嗜んでいて、なおかつはっきりとしないものに意味を与えたり深く考えたりすることが得意な方は楽しめるのかなあと思いました。
祭りの事件のインパクトが強烈だっただけにその後どうなったのか知りたくて追いかけていたんだけどな~。
個人的に少し残念な結末でした。

「ぼくは麻理のなか 1~5」 押見修造

ストーリーの謎や伏線が気になる漫画。
設定も物語もツボでした。
登場人物はいい意味でも悪い意味でも人間臭いです。
人間の表と裏やどろどろした感情をテンポよくあっさり目なタッチで描いています。
失踪した麻理を探しつつ、主人公自身の内面にもじわじわ迫っていく感じが魅力的。
それにしても麻理に生理が来るシーンまで描くとか凄いな。
経血ついたパンツとナプキン漫画で見たのはじめてだよ。
あと男の子の足ピンオナニーも(笑)。
この漫画はキャラクターたちの微妙な表情の変化も見ていて面白いです。

「センセ。 1~6」 春輝

どこかのサイトの女性コラムライターが熱烈にオススメしていたので読んでみました。
絵は桂正和先生の「I”s」みたいな繊細だけどリアルな感じ。
青年誌向けなのでエロいシーン満載。ただし肝心なところはかなりぼかしてます。
女子校の教師が主人公で初っ端からいきなりモテモテ。
いわゆるハーレムもので1話につき一人女の子が出てきます。
ストーリーはオマケみたいなもので、メインは卓越した画力で描かれたエロシーンです。
肉感的でむちむちした女の子たちはみんな可愛らしくてセクシー。
作中個人的にどうしてもイライラもやもやしたところが一つ。
遊園地でとある事情により女子生徒がノーパンになってしまうお話があります。
その後主人公と下着を一緒に買いに行く展開……。
これがもう本当にイライラした。
主人公は店員まかせで下着選ばせてろくに中身も見ないで購入。
実はその下着はほぼ実用性ゼロの夜のお遊び用ヒモパン(お尻の部分が丸見えのやつね…)。
「パンツ買うくらいどうってことないでしょうよまともなの選びなよ」
と虚構のお話に真面目に突っ込んでしまった。
なぜかわからないけどこの部分だけ凄く気になってしまったもので。

「テルマエ・ロマエ 3~6(完結)」 ヤマザキマリ

映画のテルマエ・ロマエⅡを見てから原作を読んだのですが、ストーリーが全然違うことに驚かされますね。
今回はルシウスが巧みに馬を操ったり、デッキブラシとすのこでチンピラと戦うシーンがたまらなかったです!
あと例の金ぴか浴槽に金閣寺と「どすえ」の彫り物は反則級の笑いを誘いましたね。
それにしても最終回でいきなりルシウスとさつきが結婚して子供までできていたのには思わず口あんぐり開いてしまった。
さつきは古代ローマの世界で生きることにしたのかな?
ルシウスはさつきのことずっと「ディアナ」って呼んでたけど結局これに関してはツッコミ総スルーだったね……!
この漫画を全巻読んで、つくづく自分は温泉大国の日本に生まれてよかったなあと実感しました。

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