ローザ様

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非売品の矢はもったいなくて使えません。

FF4、TAとプレイしてきましたが、未だにキャラクター像がつかめません。
彼女が注目を浴びるイベントがたいていセシルがらみなので、
他の場面では何を考えているのかよくわからない、といったジレンマによく陥ります。

以下、彼女がわりと目立つシーン。↓

オープニングで深夜に叱咤激励。カイポで光熱病にかかって生死の境目でやたらとセシルの名前を呼ぶ。 ファブールのクリスタルルームでセシルの目の前で拉致られる。 ゾットでセシルと(カインの目の前で)抱擁→ボス戦後にセシルの部屋へ全員避難させる。 最終決戦前に魔導船内でやっぱり(カインの目の前で)抱擁。
ざっと数えただけでもイベントで三回は愛のテーマが流れてることに気付いた。
あの曲好きなんだけど聞くたびに妙に背中がかゆくなる。
多分子供のころに初見プレイした時、ゾットのイベントが照れくさくて直視できなかったせいだな…。

セシル以外のキャラクターとの絡みで印象深いのはリディアのファイアを習得するシーン。
幼い女の子を勇気づけるお姉さんみたいなところがあって、
彼女の母性的な一面を垣間見ることができます。
個人的に幼少リディアとのイベントは他にも見てみたかったなあ。
ファブール攻防戦の裏側とかさ。

それでもゾット以降から最終決戦へ向かうまではだいぶ後ろに引っ込んでいる印象。
あと覚えているのはバブイルへ向かう道すがら、ルビカンテにフルボッコにされた
エッジの傷を治癒するためにケアルラをかけるところ。
カインに「おい、ローザ」と言われて無言でうなずいてから行動を起こすところに、
幼馴染としての信頼や絆の深さみたいなものを感じました。

なんだかこうして見ると、ローザって実は心が相当漢前な気がする。
控えめな印象とは言ったものの、それはセリフの少なさとインパクトの弱さからくるものであって、
よくよく思い返してみれば結構精神がタフなのかもしれない、と思った。
元からあまり前に出るタイプじゃない上に芯がしっかりしている。
でもセシルがピンチだとなりふり構わず追っかける猪突猛進っぷり。
自身の身がギロチン椅子につながれていても弱音吐かない。
それどころかセシルたちのことを案じているという…。
ルラギッタカインにも手を差し伸べる優しさ。
器でかいな!こりゃ女王様やれるわけだ。

FF4では憎しみが一つのテーマとして盛り込まれているはずなのに、
彼女からは憎しみの要素が見受けられません。
ローザの内面はあえて深く描写しなかったんでしょうか。
FF4でもTAでもカイン(後者はダメカイン)からあんなこと言われて どう感じていたか気になるところ。

深夜にバロン城内に潜入したり、魔導船内に潜んで月について来たりと、
なかなかアグレッシブな彼女ですが言葉より行動で愛を示す人なのかもしれないね。

しかしながら何年経ってもどうやってセシルたちより先にカイポにたどり着いたのかは謎。

疑惑のテーマがカイン専用BGMだとすると、愛のテーマはローザ専用な気がする。
というか、サントラ買うまではずっと愛のテーマは「ローザのテーマ」っていうタイトルだと思ってた。

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細かすぎて伝わらないモエポイント選手権↓
ローザのドット絵でフィールド歩くたびに結んだ髪の毛がゆらゆら揺れるところが結構好きです。

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